浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

ウルトラマンブレーザー 第8話「虹が出た」後編

脚本:山崎太基

監督:中川和博

【前編のあらすじ】台風が7つできてやべえと思ってたらリアルに台風が3つできていた。ニジカガチ様お帰りください。

最悪の場合横峯教授を殺す決断も考えなければならない、隊長というのは時に非情な判断を迫られることもある。しかしそれができるのですかと真っ直ぐに問う副隊長、絶体絶命な状況の中で持てる力を尽くす隊員たち。この作品は責任感を持った大人たちが自分のできることをしているのがすごく好感を持てると思っております。

やっぱり今回の白眉はテルアキ副隊長の真っ直ぐな説得だろうと。人間や怪獣だけでなく全ての命の「生きたい」と思う心の尊重。上下も優劣もないただ根源にある願い。それは誰かが自分勝手に裁いていいものではないのだ。

まあそんな今回のMVPは推しに会って距離感がバグる人でもありましたけど(ノ∀`)エミ隊員(4話)→アンリ隊員(5話)→ヤスノブ隊員(6話)ときてゲント隊長の恩師が関わる前後編ってテルアキ副隊長回は???と思ってたけど前後編合わせるとゲント隊長にできないところを補うテルアキ副隊長回だったのだなあ。

今回はアースガロンMod.2の販促回だしあっさりやられてしまうんかなと思ってたけど、SKaRDギリギリの勝利という感じで最後まで強敵感を保ったままなの良かったし、前編の時点で「神様を人間が殺してしまっていいのか…?」と心配もしてたけどラストで咆哮が聞こえたのでどうも鎮められただけで死んだわけではなさそうで何より。

「ニジカガチストーンで新しい技が出るといってもそれをブレーザーブレスに挿し込むにはインナースペース演出が必要になるんじゃ…?」というのは思ってて、なるほどああいう。ブレーザーくんを「君」と呼ぶゲント隊長がこの先もっと意思疎通ができるようになったら全身が出ることになるのかもしれないですね。というかレインボー光輪のネーミング、ダサい扱いなのか(ノ∀`)*1ブレーザー」や「スパイラルバレード」はゲント隊長発案の名前じゃなさそうだねえ。ブレーザーくんが言わせたのかねえ。


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次回、ガラモンさん登場!ウルトラマンと戦うのは初めてです!ガラモンは怖いロボット!ピグモンはかわいいいきもの!覚えてね!

*1:ち、小さい子のパパのネーミングとしてはアリだと思うんですよ!