南雲先生は良い指導者だ。相手をよく見て的確に褒めて伸ばし怒鳴らない。でも無免許だ。そう、どんなに良いこと言ってても「でも無免許なんだよなあ…何も知らない生徒たちを騙してるんだよなあ…」ってスン……となってしまう。スポ根ドラマとしてはあまり経験のないことが起こっててずっと困惑していたけどついに自首した。
※好きな方を流してほしい。自首だからこんなシーンないけど。
両親がいなくなった自分に親身になってくれた寿先生、野球を教えてくれた賀門先生、そんな人たちみたいになりたかったこと、危うい女子高生を転落から救ったこと、南雲先生(先生じゃない)の志は尊い。でも無免許。今はとにかく法を犯したことへの対処をどうすべきかの方が重要。
そんな中に現れた新監督は南雲先生(先生じゃない)とは正反対で生徒の適性とか見ようともせずスカウトで弱点を補強しようと考えていて当然信頼は得られないっていうか免許があるのに指導者としては不適格というか絵に描いたような当て馬だなおいと思う。おそらくこの先はやっぱり野球部には南雲先生がいなきゃってことになるのだろうとは思うんだけど、南雲先生(先生じゃない)は結果的に生徒たちを傷つけたことにはしっかりと謝ってほしいし、生徒たちは全員が全員すぐに許さなくてもいいと思うんだ。何人かはモヤモヤしてて欲しいしその気持ちをちゃんとぶつけてほしい。野球部再出発するにしてもまずはそれからよねー。