浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

時効警察はじめました 2話

脚本:福田雄一&田中眞一

監督:塚本連平

(共に敬称略)

ミステリーの貴公子日下部秋斗の父親の死の真相を巡り互いの嘘を見破る駆け引きがパラパラメモ形式で繰り広げられる!脇汗!まばたき!逆にまばたきしない!当然ながら現実では全く役に立たない見破りポイントだー(ノ∀`)

子供の方は自分はもう大人だ、親なんか関係ないと思い、親の方はいつまで経ってもかわいい子供だと思い、そのすれ違いが生んだ悲劇。家族の間でも外野には理解できないミステリィな関係性があったりなかったり。

えーとね実は私、前から福田氏とはどうも笑いのツボが合わないのではって気がしていて、銀魂も今日俺も観ていないんですが今回ちゃんと面白く観られました。良かったー。これが共作だからなのかはちょっとわからないところ。それにしても洗脳した猿やらオウムやらヤギやら使うって、推理小説って案外シュールなところあるんですね…名探偵コナンの脚本に浦沢義雄先生が起用されるのも納得です(そこは納得してはいけない)

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今回三日月くんナレ、全体的に乙女チックでしたね⁉

ところでもしかして1期2期やスペシャル&1話と比べて違和感を覚える方々がおられるんです?時効警察ってこういうものですぞ?単話だとシュールやゆるふわを楽しみ、シリーズ全体としては各回の脚本家や監督の違いから生まれるノリの差異を味わうものですぞ?ニチアサだって太ももアクションを撮りたい監督とか水を出しっぱなしにしたい監督とか男女男の三角関係を男男のブロマンスにしてっちゃう脚本家とか脳が溶けるようなシュールな話をやる脚本家とかいるじゃろ?(ニチアサ民以外にはわからない説明)