浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

au FG LIFETIME BLUES 第66回

この事情により約半年間ライフタイムブルースの感想を上げるのは週明けとなります。あちらを立てるとこちらが立たないというような感じであります。

最後の話は投稿者が高校生の頃の入院生活。彼女の特に親しいわけでもない友達の母親を名乗る入院患者が「なぜか」話しかけてきて「なぜか」アイスを奢ってくれて「なぜか」親しげな語り合いをしたという不思議な過去。

ニット帽、マスク、カーディガン。そんないでたちで入院している中年女性。投稿者もその「状態」は察したものの退院してからの生活の忙しさですっかり忘れてしまい、女性が特に親しくもない自分に話しかけてきた「気持ち」まで理解することはなかった───時が流れ人の親となるまでは───。そうですね、子はいないけどなぜか私にもわかる気がします。きっとこの放送を聴いた人たちも。