浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

ウルトラマンブレーザー 第7話「虹が出た」前編

脚本:山崎太基

監督:中川和博

ゲント隊長が釣り好きと判明して2話のゲードス一本釣りを思い出したみんなー!!!

それは怪獣というよりも自然そのもの、もっと言うなら神。時に恵みの雨をもたらすがやましい心を持った者には禍となるニジカガチ。ゲント隊長の恩師横峯教授は自然を脅かす人間をリセットすべきという思想に取り憑かれてそれを目覚めさせ、教え子の説得にも耳を貸そうとしない。というかちくしょう、東方不敗マスターアジアは「人間も自然の一つ」で論破できたのに!!!

鎧を纏ったニジカガチには我らがブレーザーくんの攻撃も効かず退却を余儀なくされる状況。果たしてSKaRDはどうやって対抗すればいいのか?って引きで次回の後編に続く。いつものワイルド!楽しい!って進行と違い、ニジカガチの強さを見せつけるシリアスで渋い回でした。

横峯教授は怪獣よりも人間の方が好きに暴れているとは言うけど、自分の目的のためにニジカガチを利用してるのも「好きに暴れている」と言えるのでは?ということで、はたして列島を嵐で覆うことはニジカガチの意志なのか?自然とはただそこにあり流れのままに動いていくものでそれを都合よく動かそうとすること自体が烏滸がましいのでは?…何か教授、かなり酷い末路になりそうなんですけど…。これまで出てきた怪獣たちって侵略目的のカナン星人以外は人間のせいで現れてるフシがあったけどこの前後編はその説を象徴する話なのかもしれない。


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次回後編、はたして人間の科学は自然の脅威にどう立ち向かうのか。ところでサブタイトルのフォントが前編と後編で違うんですね?