池田屋事件!チャンバラ!やっぱりチャンバラはええのう!今時の若手俳優は殺陣上手いな!なお階段落ちないです!
しかしチャンバラにはヒャッハーしつつも本筋はそれどころではないのである。優しすぎて敵方の命まで心配してしまう新之丞はこの殺伐とした幕末でこの先生きていけるのか、そんな彼を守ろうとする南無之介も実戦ともなると限界があるようで心配は尽きない。そして戦いの中で人知れず吐血してしまう沖田、ただ一人それを見てしまった斎藤、この二人の関係性も気にかかるところ。
そして丘十郎はついに父の仇を討つことができた。しかしそれはきっと地獄への入り口だ。その男庄内玄悟が最期に言った「裏切り者」という言葉でおそらく彼は気づいてしまった。長州と繋がっている者がすぐそばにいたことに。
今回は組!でいうともちろんここ。どの世界線でも桂さん冷てえな?
第二部への不穏な種蒔きをしつつ次回は折り返しの総集編。さんざんニチアサ時代劇と呼ばれてきたけどそこはニュージェネレーションウルトラマンみたいなことすんのな?
現在ドラマは原作でいうと「八重の章」のところになるんだけど、そっちでは芹沢の用事を手伝わされてるうちにある人物を死なせてしまい、その縁者にとっての仇となってしまった丘十郎が「仏 南無之介」という用心棒に命を狙われ続ける展開になっている。ドラマの南無之介のネーミングはここから取ってるっぽいんだけどキャラは全然違っていて、ドラマの彼は新之丞ともどもどういう着地点になるのだろう。