オーブのパートは1週目が助けてくれた先輩たちと支えてくれたSSPの仲間たちについて。まず何よりあのガイさんがディメンションナイザーをまともに扱えてることにびっくりした。(ぼくはガイさんを何だと思っているのか)一人だけでやってきたんじゃない、いろいろな人との絆があってこそのことだと思ったことで難なくカードを出せるのとてもガイさんらしいと思うし、あっちゃこっちゃ他の人のことばかり考えてなかなか自分のカードを出せなかったゼットさんとは何が違ったのかとも思っている。
そして2週目はゼットさんと一緒に腐れ縁の男ジャグラスジャグラーについて語り合う。ガイさんとジャグさんの関係は一言では言い表せないとても複雑なものなので思い出すのもしっとりした感じになりがち…と思ったら「そうだったんですかー、あっこのフォームカッコいい!ブラックキングにジャックさんの力使うのエモい!俺的にはここでゼロ師匠の力も使われてるのが激アツですねー!」とゆるゆるな合いの手のゼットさんの距離感がいい感じで、ゼットさんあまりにも万能だな…!ガイさんも大概ポンコツなんだけどゼットさんがもっとポンコツなのでしっかりした人に見えていた。ポンコツ相対性理論である。
売られてるディメンションカードでジャグさんのは紫なんだけどガイさんが出したのは金。ゼットさんが推察するに未来ではジャグラスジャグラーはヒーローなのではとのこと。これ本人が聞いたら苦笑するのかキエエエエとなるのかどっちなんでしょうね。しかし未来人は顎乗せとか「一度くらいは勝たせろよウワアアァァァ」とかを知らない可能性が高いので我々現代人が語り継いでいかなくては(使命感)。
ジャグラスジャグラーはヒーローなのかヒールなのか。ヒーローと呼ぶには悪事を重ねすぎている。しかし目の前で消えそうな命があれば助けようとする心の光を持つこともまた事実である。何か個人的にはそのどちらでもない狭間で生きてる人という感じに見えますねえ。矛盾した行動ばかりしているのに一貫性がある、本当にわけがわからなくて面白い人だしまあそりゃウルトラマンにはなれないよな…という納得もある。ただヒーローなのかヒールなのかはともかくとして円谷には金のなる木と思われてるフシはあります。
ブレーザーにもきっとヴィランはいるのだろうけど今回は主人公が30歳だし、シンウルの先にある作品ってこともあるしヤマコーメフィラスに負けない格のキャラが見たいかなあと思っております。