浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

ウルトラマンブレーザー 第18話「そびえ立つ恐怖」

脚本:継田淳

監督:越知靖

突然現れた毒を吐く怪獣によって人々の生活が脅かされる。風に乗った毒、マスクをつけた人、避難を余儀なくされる人、それは現実の私たちも味わってきた光景。そんな中で子供は不安な気持ちを抱えている───が、その子の父親は仕事に忙殺されなかなか帰宅できないでいた。ヒルマゲントである。「パパ今日は早く帰ってくるって!」と言われて「ふーん」と答えるジュンくんの姿は今までこの手の約束が何度も何度も「ナシ」になってしまったことを物語っていて心が痛む。これクウガ勢としてはですね、どうしても榎田さんの苦悩を思い出すのですよ。この手の悩みが23年経っても変わらないことが悩ましいなあ。

今回はアーくんが軍師的な大活躍。イルーゴが次々と変異してもあの落ち着いた口調で指示を出してくる…声が妖しいとか裏切らないかとか言ってしまって申し訳ない…。今回はアーくんのヒントによりテルアキ副隊長が「ブレーザーくんに」指示を出していて、何気に初めての本格的な共闘ですね。今まではそれぞれが自分の意志で動いていたので。そしてアーくん初の単独撃破おめでとう!(なお次回たぶん…)

バレました。

こうなっても未だに施設課だと言い張るパパに無茶はしないでと言うに留める家族を悲しませることにはならないでほしいなあ。一緒に暮らしてきた少年を置いて旅立って行くのがデフォだった昭和2期とはもう時代が違うんよ。私、何なら防衛隊上層部の秘密とかウェイブ怪獣の目的とかよりヒルマ家の落とし所の方が気がかりかもしれん。この辺私は特撮ヒーローであろうと他のドラマであろうと一番注目してるところは市井の人々の描き方なのだろうと思うし、そこがどうしても特オタにはなれない部分なのだろうと思う。


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次回、イルーゴ再び!3年前の爆発事故の真相とは!?そして今回相棒感バツグンだったのにポッと出の鳥に相棒ヅラされるアーくんの運命は!?

IGNITION

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