あっ文久三年秋ということは八月十八日の政変を通り過ぎてる!お花畑が!
隊の中に長州の間者がいるかもしれない───疑惑を晴らすために外出を禁じたがほのかな恋心が悲劇を呼ぶ。
こうやって大々的に報じられた割に渋皮にはこれまで目立った活躍がなかったことを不可解には思っていた。芹沢のお気に入りということで彼が粛正される時に共に犠牲になるのかと思っていた。どうやらそうではなく、渋皮は新選組崩壊のトリガーだ。ただ遊女に恋をして時に隊を抜け出し落ち合っていただけの無実の人間に疑いをかけ排除する、それは秩序を守るためにはやむを得ないことではあるが正義があるのかというと、ええ。
いよいよ「踊ってる場合じゃねえ!」とツッコむ時がやってまいりました。そういえばここに芹沢がいないことは最初からわかってたけど渋皮もいないことには今回やっと気づいた次第。
やっぱり今回は組!でいうとここかな。経緯は何もかも違うけど「芹沢に一番近い立場の人間がまず消される」というのは同じなんですわ。