浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

カムカムエヴリバディ第16週「1983」(ひなた編2)

お姫様コンテストに出場したはいいものの、相手役が嫌味なことを言ってきた五十嵐だったためうっかり斬ってしまうひなた、今日も元気なアホの子です。そらそうよ、ひなたがなりたいの侍であってお姫様じゃないもの。だがそれが大部屋俳優伴虚無蔵の目に留まりバイトとして映画村に出入りできるようになってしまうわけだから朝ドラヒロインにふさわしい強運の持ち主と言えよう。そういえば何やっても続かないことで定評のある彼女、大好きな時代劇絡みのことだったら続けられてるし自分からいそいそと動けてるな。

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  • 斬られ役の伴虚無蔵の顔は認識できていない
  • しかしヒロインおゆみ役美咲すみれの顔は秒でわかる
  • 養成所を出たばかりでまだ勉強中の五十嵐のことは下っ端中の下っ端とバカにする

この辺のところから見えてくるのはひなたの時代劇好きの度合いはオタクやマニアといったものとは違い「テレビっ子」の範疇ということ。目に留まり意識に残るのはスポットライトを浴びる範囲だけでそれを支える多くの人たちの存在はまだ見えていない。要は、父ジョーは知識を披露したりマウントを取るような人ではなくひなたはのびのび楽しくテレビを観ていたということで、ひなたいいなあ〜私も特撮ヒーロー番組をそんな見方してたかったわあ〜〜〜。*1

安子もるいもあとジョーも戦争の影響で子供として満足に生きられなかったところがあるし、ひなたがのびのびと子供を満喫してるのは眩しいっ!と思いながら目を細めておりますよ。お前はひなたの何なんだとは思います。

ところでかつて黍之丞シリーズの初代ヒロイン役だった美咲すみれ、東京進出後は下手な演技のため鳴かず飛ばずということでジョーもトランペットを吹けなくなってしまったし東京にはどんな魔物がいるの。何となくこの先ひなたが女優になる方向になってる気がするけどでもこのドラマ大きな勝負に出ようとすると再起不能になるほどのダメージを受ける傾向があるわけで、どうなるんでしょ。

*1:知識に乏しく感想を言えと言われて言葉に詰まり兄に詰られる過去でしたよ。