浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

ウルトラマンブレーザー 第21話「天空の激戦」

脚本:根元歳三

監督:武居正能

思うんだけどよ…そもそもこの形を高速で飛ばせってことがまず無茶振りじゃねえの???

そんなこんなでデルタンダルを仮想敵として実験をしていたらGに耐えられなかったヤスノブ隊員である。あの筋肉で耐えられないなら誰でも無理ではないだろうか。

しかし防衛隊が手をこまねいていていても怪獣は気を使ってはくれません。

というより対宇宙怪獣を想定した実験がでかいデルタンダル=デルタンダルBを起こしてしまうってバカか!!!バカなのか!!!基本的に余計なことしかしない上に重圧をかけては突き放す防衛隊マジなんなの。ハルノ参謀長が謹慎を喰らってからSKaRDがいよいよやりにくくなってるってことはあの人はきっと彼なりに部下たちを守っていたのだとは思うけどその真意が明かされるのはもう少し先のようで。

それでも現場の者たちはぼやきながらも頑張り、時にはトンチを効かせて動き、今日も何とか頑張りました。操縦・格闘に長けるアンリ隊員と射撃が上手いヤスノブ隊員と指示を出すアーくんのトリオできっと現状ではこの形が最強形態だと思われる。それでも人間の力での限界が来た時ウルトラマンは来てくれる。ちょっと変わり者のウルトラマンだけど。14話のビュンビュン飛び回る夜戦とは差別化されていて巨大な敵に対する共闘がアツかったですねー。

そして勝利の後の静かなクロスタッチ。ブレーザーという作品は派手さはあまりなくてヒーロー番組としての支持を得られてるのか時に心配にはなるんだけど、「でもこの作品はこの渋さが良いんだ」と思う。


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次回、異色な傑作の予感がする。ずっと新怪獣ぞくぞくシリーズやってきたもんだからここでのレッドキング投入が逆に攻めてる感じすら出てるな?