王道で安全運転だと思ってた1クール目。
ギャグにシニカルにはっちゃけ出した2クール目。
3クール目は人類は悪いばかりでもないよ、間違いはあっても彼らなりに進んでいけるよって希望を指し示すクールだったように思う。登場する宇宙人の大半が人類の進化は間違ってるとdisってくるけど人類だって言われてばかりじゃないんだぜ…!
視聴したのが2020年3〜4月、コロナ禍真っ只中の状況であちこちで巻き起こる恐怖、怒り、いがみ合い、差別をネットやニュースで見ながらだったので「この深刻な状況は人類に対する地球からの罰なのかもしれない…」と思考に変なシンクロを起こしたりもしましたが、このまま絶望を受け入れてる場合でもありません。ただ、放送当時の2005年ならこのセブン的なシニカルさをちゃんとエンタメとして観られてたかなー…と思いはしたけど響鬼騒動の年だから結局人間に絶望してるわ私は。やっぱり摂取のタイミングは人それぞれですね!
ところでこの後に続くのがメビウス、ゼロ、ニュージェネなのでマックスは現状最後の「神様のような存在」なウルトラマンってことになるかな?以後が人間の仲間、友達のような存在になっていくのは時代の流れだろうし、ただそこではこんなシニカルさはできないかもって寂しさはちょっとあるかもしれない。でも今のヒーローは今の人のものだからそこは上手に折り合いをつけてやっていきたいと思っております。